ハイゴケ Hypnum plumaeforme Wilson
ハイゴケ科

05/03/06 Hyogo-ken, Awaji-shima Is., on soil.
 低地の土、腐植土上に生育するハイゴケ属としてはもっとも普通種。
 茎は通常這うが、群落が密になると立ち上がることもある。羽状に密に枝をだし、茎や枝の葉は鎌の刃のように曲がる。
 凾ヘやや曲がり、剳ソに移行する部分が徐々に細くなる。H. sakuraiやH. oldhamiiは、凾フ基部がきゅっと急にすぼまる。
 本種は、晩春から初夏に胞子が成熟する。多くのハイゴケ属は、初冬から初春に。なんでだろう?

 ゴルフ場では、随分と嫌われているようだが、本種でコケ庭を作ることもある。とても美しい。